卒業式2010年03月19日 23時22分58秒

19日(金)は卒業式。湯川亜也子さんの博士号授与も併せて行われ、感慨のある式となりました。女性が9割ですから、その華やかさは、皆さん、想像されますよね。今年は洋服が皆無に近く、多数派が袴。しかし着物も、とても多かったです。不景気なのに意外に思いましたが、景気とは関係がないのでしょうかね。

しかし、知らない人が着飾っていても、それほど関心はありません。やはり、密接に指導した学生たちの最後の晴れ着姿を見たいわけです。具体的には、修士2年の声楽科14名がその対象。オペラ科9名は論文指導、歌曲科5名は、iBACHコレギウムでかかわった人たちです。

このもっとも華麗な集団は、ステージ向かって右側の一番前に布陣しています。しかるに私の席(来賓席)は左側と正対する角度になっており、該当集団を見るためには、体を左に120度ぐらいねじらないとなりません。まあ60度ぐらいなら適当に盗み見ることができますが、90度以上となるといかにも不審な行動になってしまいますので、あきらめました。「ついてないな」とも思いましたが、今月はいいこともたくさんあるので、このぐらいは許容範囲です。

夜は、お膝元の音楽学の学生たちとのお別れ会。二次会では、草食系のおとなしい男子たちを肉食系(?)の女子たちが盛大にいびる(いじる?)展開となり、いっしょになって楽しんでしまいました。これが、社会の現実です。皆さん、さようなら。