ギエルミさん2010年03月25日 11時23分32秒

今日は外の仕事がなかったので、3日分がんばろうと思っていたのですが、1日分ぐらいでくたびれてしまいました。だめですね、翌日回しです。

今日やった仕事は、「バロックの森」の第2回担当分。一週間の選曲を固め、月曜日、火曜日の下書きをしました。月曜日がパッヘルベルの特集、火曜日がヨハン・ヨーゼフ・フックスの特集です。

水曜日に予定したのは、ロレンツォ・ギエルミがソロと指揮をとった、ヘンデルのオルガン協奏曲 op.4でした。ご本人からいただいていたCDを使うのですが、この演奏が、すばらしい。雄大、パワフルな演奏をするオルガニストは多くとも、清潔ですっきりした、古楽的なオルガンを弾く人は、ほかにそういません。こういうCDを紹介していくことも、「バロックの森」の大事な仕事かな、と思っています。

そういうタイミングでしたので、驚きました。ギエルミさんから、メールが入ったのです。《フーガの技法》を録音したので、CDを送る、住所を教えて、というメール。いやじつはいまヘンデルのコンチェルトを聴いていたんだ、と返したことは、いうまでもありません。こうしたお付き合いも、いずみホールのオルガン・シリーズがあればこそ。最高のオルガニストを送ってくださっているクリストフ・ヴォルフ先生には、足を向けて寝られません。昔は難解に思っていたオルガンが、本当に面白いと思える昨今です。