敬語の使いどころ2010年03月22日 23時31分55秒

後輩や学生には敬語を使わない、と申しましたが、ぞんざいな印象を受けられたでしょうか。高校・大学と、上下関係がきちんとした環境で育ってきたので、私にはそれが自然。年長の方に丁重に接せられたりすると、逆に違和感があります。

でも私、内輪以外のところでは、必ず敬語を使っているのですよ。ていねいに、感じよく、をモットーにしています。まあいつもそう受け取ってもらえているわけではないでしょうが、そのようにして、けっして損はないと感じます。

そういう原則を立てている自分からすると、敬語を使わない人に対して違和感を覚えることがよくあります。次のような場合です。買い物や食事のとき、店員に対して。病院で、看護婦さんに対して。窓口で、係員に対して。雑用をしてくれている職員に対して。マッサージをしてくれている指圧師さんに対して、等々。オレは客だ、というスタンスで威張っている人って、案外いるものですね。

ネットの投書も、敬語であるべきではないでしょうか。私がときどき見ている趣味関連の掲示板には、敬語なしで書き込む人が何人かおり、どうも偉そうで、感じが良くありません。そんなところで威張ってどうするんだと、ここでも感じます。

リスクヘッジかどうか存じ上げておりませんが(←誤用)、若者の敬語にも、一定の効用はあるのかもしれませんね。