今月のCD ― 2013年02月21日 00時44分16秒
今月、すばらしいベートーヴェン/交響曲全集に出会いました。ベルナルト・ハイティンク指揮、ロンドン交響楽団の2005、6年のライヴ。三重協奏曲なども入り、6枚組で6,000円です(キング・インターナショナル)。
大都会で新幹線に乗るようなベートーヴェンもよく聴きますが、これは、その正反対。都会の喧噪を離れ、深い森の空気を吸うような、なんとも安らぎにあふれたベートーヴェンなのです。音がやわらかく、みごとなバランスで綿密に演奏されていながら、すべてが有機性を帯びて自然。自己顕示がまったくなくて、作品が、生まれ故郷に帰ったように生きている。当然ながら、《田園》が格別でした。
最近台頭しているアンドリス・ネルソンスという指揮者、いいですね。チャイコフスキーの第4交響曲の、新鮮で心のこもった演奏に感心しました(オケはバーミンガム市響)。チャイコフスキーといえば、トリフォノフがゲルギエフと共演したピアノ協奏曲第1番も聴き応えがありました。
大都会で新幹線に乗るようなベートーヴェンもよく聴きますが、これは、その正反対。都会の喧噪を離れ、深い森の空気を吸うような、なんとも安らぎにあふれたベートーヴェンなのです。音がやわらかく、みごとなバランスで綿密に演奏されていながら、すべてが有機性を帯びて自然。自己顕示がまったくなくて、作品が、生まれ故郷に帰ったように生きている。当然ながら、《田園》が格別でした。
最近台頭しているアンドリス・ネルソンスという指揮者、いいですね。チャイコフスキーの第4交響曲の、新鮮で心のこもった演奏に感心しました(オケはバーミンガム市響)。チャイコフスキーといえば、トリフォノフがゲルギエフと共演したピアノ協奏曲第1番も聴き応えがありました。
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