練習は嘘をつかない2013年10月25日 13時50分11秒

マレイ・ペライアのすばらしいコンサート(批評を出します)から帰り、プロ野球ドラフトの結果を知りました。ドラフトで一番大事なことは巨人がいい選手をとれないことだと思っていますので、パ・リーグにたくさんいい選手が入り、広島にもいい選手が入った今年は、大満足です。

でも一位が活躍するとはかぎりませんよね。ヤクルトの小川も楽天の則本も、二位の成功例です。伸びる、頭角を現すというのは、どんな条件によるのか。人との出会いとか故障など運の要素も多分にあるでしょうが、それも込みで、その人のやり方と考えるべきではないかと思います。

定年になってから、若い人の勉強の仕方などを、以前より広い立場で見るようになりました。研究の場合でしたら間違いなく言えるのは、たくさん勉強した人が勝つ、という法則です。野球で「練習は嘘をつかない」というのと同じでしょうか。

勉強の量はかける時間と相関しますが、短い時間にたくさん勉強できる人は、掛け算で量が増えていきます。それは能力だとも言えますが、その前に、集中力と考えるべきでしょう。集中力は、意志や責任感とかかわり、対象への意欲とかかわります。面白いと思えることをやっていれば、意欲は大きく高まるわけです。

卒論・修論を必ず成功させる秘訣は読む人に「よく勉強した」と思わせることだ、といつも申し上げていますが、それは上記のような意味で、勉強の量とかかわります。量を増やす、いろいろな方法があることでしょう。

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