今月のイベント2014年05月04日 11時10分21秒

平素のペースに戻り、ご案内を。

大きなものからいきます。26日(月)14:00から、いずみホールの平日コンサート枠で、日本のうた「日本映画の主題歌たち」を開催します。「1.戦前--映画の普及とともに」「2.大女優・高峰秀子に捧げる」「3.戦後--映画は歌とともに」「4.変わりゆく映画と歌」の4部構成です。

ご想像のように、この企画は、昨年における私の高峰秀子体験から出発しています。映画の歴史と歌のからみも、彼女の『わたしの渡世日記』から学んだもの。そこで、高峰さんと風貌の重なるソプラノ歌手、高橋薫子さんを、このシリーズ常連の田中純さんと組み合わせました。ピアノはもちろん花岡千春さんです。

私はしかし映画のフリークではなく、映画を語ることができません。そこで映画評論家の河内篤郎さんにゲストをお願いしました。第4部「変わりゆく映画と歌」は河内さんの選曲で、《男はつらいよ》とか、《少年時代》が入っています。曲目詳細は、いずみホールのHPをご覧ください。いま、近江俊郎の《南の薔薇》に凝っているところです。

カルチャー。朝日新宿校は7日(火)と21日(火)。10:00からのワーグナーは《ジークフリート》の第2幕、13:00からの《ヨハネ受難曲》は、十字架上の場面に入ります。朝日横浜校は24日(土)13:00からで、バッハの演奏史を「ピアノ VS チェンバロ」という形でたどります。

28年目に入った立川の「楽しいクラシックの会」は、ワーグナー・プロジェクトが受けて、4月29日にはかつてない盛り上がりになりました。《トリスタンとイゾルデ》の人気かもしれません。5月17日(土)10:00から、その第2幕です。

10日と11日には、郡山に参ります。 アマデウス室内管弦楽団のウィーン・フィル・メンバーが加わったリハーサルと本番を聴いてきます。以上、どうぞよろしく。