新・あれ、バッグがないっ!(2)2014年05月28日 16時15分56秒

日曜日は、新宿でいったん下車。いずみホールのオペラをおまかせしている河原忠之さんと、歌舞伎町の風俗まっただ中の喫茶店で、打ち合わせがあるからです。

私は右手に神器入りのバッグ、左手に舞台衣装という大荷物でしたので、コインロッカーを探しました。しかし日曜日の昼間は、どこも満杯。ようやく地下鉄の駅近くで空きが見つかり、荷物を収めて、手ぶらで歌舞伎町に出かけました。

打ち合わせ終了後、東口方面にスープカレーのおいしいお店を見つけて昼食。私はスープカレーのお店があると必ず入るほど好きなのですが、このお店「東京ドミニカ」はいいですね。一番といっていいくらい気に入りました。

大満足で荷物を取り、JRへ。思えば、ここに間違いがありました。身軽なときに、本を買っておくべきだったのです。月曜日のコンサートのために高峰秀子さんの『わたしの渡世日記』を再読しておこうと思ったのですがなぜか見あたらず、紀伊國屋で買うことにしていたのでした。

新幹線の車中では、ノートパソコンの環境構築に熱中。本は、大阪駅で下車し、梅田の紀伊國屋で買うことにしました。文春文庫のはずが新潮文庫に変わっていてびっくりしましたが、無事購入。大阪駅に戻ります。

両手に荷物をもっていますが、なんとなく軽いように思えました。右手には、ステージ衣装。左手には、本屋の手提げ袋。・・・えっ、違うじゃん!本当は3つあるはずの荷物が、2つだけなのです。またバッグが!と、このときばかりは気が動転しましたね。なぜなら、バッグの中味が、パソコンだのルーターだの、フランクフルトのホテルとうり2つになっていたからです。しかし、5年使ったパソコンをなくすのと、前の日に買ったばかりのパソコンをなくすのでは、意味が違います。

バッグが手元にないのはさてどの段階からか、私は考え始めました。(続く)