新・あれ、バッグがないっ!(3)2014年05月29日 23時33分52秒

さて、どこにバッグを置いてきたか。新幹線の車内でノートパソコンを使っていたのだから、新幹線に乗る以前ではない。新幹線に置き忘れたという可能性が、まずひとつです。だとすると、荷物は博多まで行ってしまう。博多まで取りに行くのではたまりません。

もうひとつは、紀伊國屋梅田店で本を購入するときに、足元に置いて出てきてしまったという可能性。これの方が多分多い、と推測しました。まだそう時間は経っていないので、レジにそのまま置いてあるのではないか。しかしこの場合は、誰かが持ち去る、ということも考えられる。そのままならいいが・・、いや絶対そのままだっ、と念じて、阪急梅田まで戻りました。

レジに直行。店員数人が並ぶ、大きなレジです。若い男性店員を覚えていたので、その前を見ましたが、バッグはありません・・。

残る可能性は、お客さんが忘れ物に気づき、お店が預かった、というケースです。それが最善で、そうでなければたいへん。「ここにバッグを忘れたと思うんですけど」と尋ねると、その店員は思い当たる様子で、ちょっと探してから、他の店員に相談。しばらくしてその人が、バッグをもってきてくれました。

良かった(しみじみ)。やっぱり、日本ですね!でも、喜んでばかりはいられません。不注意から起こった出来事が幸運な解決を見て、大量のツキを消費したように思えたからです。これがコンサートにかぶったら困る。夜9時からとなったリハーサルでは、皆さん心なしか好調でないように思え、別の心配が兆してきました。(続く)