「ひかり」で長距離2015年12月12日 07時10分41秒

金曜日は、視察目的で栗東のコンサートへ。読みは「りっとう」、場所は滋賀県、近江八幡と草津の間、ということを調べました。名古屋まで「のぞみ」、米原まで「こだま」、その先は在来線で行くことにし、名古屋まで戻って宿泊と決定。土曜日(今日)が、10:00から学術会議の委員会、15:30から藝関連の会議、というスケジュールになっているからです。

行きの新幹線で気をつけたのは、コートを車内に忘れないこと。私は寒さに強くあまりコートを着ない習慣なので、網棚に上げると、忘れる危険性が大きいのです。しっかり覚え、網棚からコートを取って、名古屋駅で下車しようとしました。

すると隣の席の人が、「コンピューターお忘れですよ」と言うではありませんか。身体の横にはさんでいたノートパソコンを置き忘れました。危なかった!

米原から在来線に乗り、途中、新快速から各駅に乗り換えて、栗東着。降りようと思ったら、切符がないのですね。持ち物を全部出して調べましたが見つからず、米原からの運賃を払って下車。東京から請求されたらたいへんでした。同じ胸ポケットに入れているスマホを盛んに出し入れしましたので、そのさいに落ちてしまったのでしょう。

こういう始まりをした旅は、その後がいいもの。コンサート終了後、昔の関取、蔵間さんのお店で軽く食事し(鶏の唐揚げが絶品)、21:50分の電車に乗りました。これが名古屋に行くための最終電車なのですね。ずいぶん早いものです。

ところがこの日は強風のためか在来線が大きく遅れており、入ってきた近距離列車にすぐ乗ったのはいいのですが、その終点で米原行きを待つ状態になりました。どの列車も、かなり遅れているようです。

特急が1本あり、その後に新快速が続いている、とのこと。その新快速の運行状況を知ることが重要なので耳を澄ましていましたが、アナウンスは「その後の新快速の運行状況は・・」と言ったきり、後続なし。いろいろなアナウンスをはさんで、まったく同じこともう一度ありました。主語で途切れるって、どういうことだろう。

まもなく、特急がやって来ました。アナウンスは、特急券のない方はお乗りになれません、と、さかんに牽制します。私は、Suicaで入っているので、特急券はありません。もちろん乗ってしまうという選択肢もあったわけですが、ホームにいる大勢の人がどうするのか、様子を見ようと思いました。そうしたら、乗り込む人のないまま、特急はすぐ発車しました。

新快速がすぐには来ないことがわかったのは、その後のことです。妙に断続的なアナウンスに不審を覚えて改札口に行ってみたところ、2人のおじさんが、駅員に激しい調子で文句を言っているのです。若い駅員はその対応に追われて、精一杯になっていたのでした。名古屋方面にいらっしゃる方はこの特急にお乗りください、とアナウンスしていてくれれば、理想だったのですが・・。

結局、次に来る新快速に乗っても最終の新幹線に間に合わず、迂回ルートもない、ということがわかりました。そこで名古屋をあきらめ、車中から米原のホテルを取って、そこで1泊。仕方ないですもんね。

今朝は、朝一番の「ひかり」に乗車。名古屋で「のぞみ」に乗り換えるつもりでしたが、「ひかり」のまま行っても10分しか違わないことがわかり、「ひかり」に乗ったまま、いま浜松あたりを走行しています。「ひかり」の長距離乗車は、記憶のないほど久しぶりです。

かなりツキの悪かった、今回の視察行。今日のスケジュールへの厄落としだといいのですが・・・。

コメント

_ ダヴィデヒデ ― 2015年12月12日 09時53分41秒

今さらですが、「のぞみ」は「ひかり」より速いんですねぇ・・・

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