本を読まなくちゃ2008年04月21日 22時28分53秒

最近本を読まなくなったなあ、と反省しているのですが、本を読まない人間となど付き合う必要はない、とキッパリ書いてある本に出会いました。マイクロソフトの社長をされていた成毛眞さんの『本は10冊同時に読め!』(知的生き方文庫)です。読書の効用、人生の楽しみ方、無駄を徹底して省く方法などが、切り捨て御免の痛快な文章で綴られている。こんな凄い人だとは知りませんでした。

これだけ煽られると、こちらも腰を上げます。ある授業で、いろんな読書法をみんなで持ち寄り、ディスカッションをすることにしました。勝間和代さんの『効率が10倍アップする新・知的生産術~自分をグーグル化する方法』(ダイヤモンド社)というのも良かったなあ。あ、これ、帯状疱疹で休養している間に、時間を無駄にすまいと読んだ本の1つです(笑)。みんな、こういう時代でも、本当に本を読むんですね。

もう1冊。野村克也監督の『巨人軍論』。野球は個人技では勝てない、組織作り、人間作り、データ収集による高度の理論化が必要、ということが、(本人の文章ではないようですが)説得力をもって整然と述べられています。初版が出たのが、2006年の2月。2008年の4月に読むと、しみじみと価値がわかります(笑)。

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