不可解な先発2008年04月20日 22時08分29秒

今日は最初から野球の話、いっちゃいます。興味のない方、ごめんなさい。

今日の広島・巨人戦で、上原投手が中4日でスクランブル登板し、打ち込まれて敗戦投手になりました。過日YM先生に、上原も先発復帰で楽しみですねえ、とお世辞を申し上げたら、いや、抑えじゃなきゃ絶対だめだ、とおっしゃったことを思い出します。

しかし、毎度打ち込まれている球威のない投手を、満を持してならともかく、間隔をおかずに強行先発させる理由が、まったく理解できません。けっして若くない投手なのだから、なおさらです。中継ではエースに1勝してもらうことが大事だから、と言っていましたが、だとしたら、広島をなめているのではありませんか。開幕試合の対ヤクルトと、同じパターンです。エースというのは、そんなに偉いのでしょうか。そして上原は、今のチームで、そんなに傑出したエースなのでしょうか。

こんなことを書くからといって、私は監督を責めているわけではありません。いつまでも、巨人の監督であってもらいたい、あの率直な表情で楽しませてもらいたい、と思っています。私がこのことを気にするのは、音楽の世界でも、もしかすると同じようなことがあるのではないか、と思ったからです。中心的な人のメンツを重んじることは大切だし、私も、気の付く範囲ではそうしています。でもそうしてはいけない場合のあることが、今日の広島球場でわかったように思うわけです。

毎年スターを抜かれるのに、広島、がんばりますね。若々しい、いいチームです。超ファインプレーをした天谷外野手は、福井商で甲子園に出場したときから、妙に印象に残っていました。

〔付記〕今日、「見ての通り」というコメントがあったようです。

コメント

_ おおぐま ― 2008年04月21日 23時27分37秒

 音楽でも野球と同じようなことがあるかもしれない・・・私もそう思います。
 ちょっと違う話ですが、自分はバロックとモダンの違いを訊かれたときに、木のバットと金属バットのような違い、とたとえて説明したりします。

_ I教授 ― 2008年04月21日 23時48分40秒

もう一言、ご説明ください(笑)。

_ おおぐま ― 2008年04月23日 09時42分54秒

 金属バットは多少芯をはずれてもある程度飛ぶけれど、木製バットは芯にあたらないと飛ばない、と訊いたことがあるのです。
 ガット弦だと、きちんと発音してくれる点が狭いような気がします。モダンの弓と弦では少しはずれても何となく鳴ってくれるのですが、それでもぴったりはまった時の方が、良い音はします。

_ I教授 ― 2008年04月23日 23時06分56秒

なるほど。木製バットの方が、選手の上達にもいいわけですね。

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