木曽川2008年04月26日 23時20分14秒

列車の旅をする方には、この線に乗るならここは見落とせない、というスポットがあると思います。東海道新幹線ならば、皆さんは、どこでしょうか。私は、名古屋の先で渡る木曽川です。とにかく水量が多く、雨で増水しているときなど、こわいぐらい。堂々たる大河川ですね。

そのことが心にとまるのは、私が長野県育ちであるからかもしれません。上流の木曽川は、山の迫る深く暗い渓谷を、狭そうに流れている。これに対して天竜川は、諏訪湖を水源とし、伊那谷を広々と、開放的に流れています。「ハアー、天竜下れば~」(この歌、ご存じですか)ということが可能になるわけです。

ところが、天竜川がそのままあっけなく太平洋に出てしまうのに対し、木曽川は濃尾平野を流れるうちにどんどん成長し、数倍の貫禄を身につけます。ですからその下流を渡るとき、サクセス・ストーリーを見るような感慨を覚えるのです。

昨夜、今夜と2回木曽川を渡りました。でもどちらも夜だったので、本を読んでいるうち気づかずに過ぎてしまいました。残念。

コメント

_ おおばっは ― 2008年04月29日 23時55分22秒

晴れの特異日、今日は初夏の陽気でした。
長野は先日の聖火リレーの騒ぎも、何事もなかったように、桃、りんご、菜の花、チューリップなどなど花、花がいっせいに、見事に咲いています。
長野県には長野県人が集まると歌われると言う「信濃の国」という長野県歌があります。その一節に
♪~北に犀川、千曲川 南に木曽川、天竜川 
  これまた国の固めなり♪
先生の談話を拝見して、長野県人気質を思わされました。私は金沢出身ですが、「信濃の国」は全部歌えます。先日その木曽川を渡って、大阪に行き、加藤昌則さんの大阪デヴューに立会い、おしゃれで素敵な「桜つぼみ」を聴きました。幸せな優しい心地のひとときでした。

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