タクシーの乗り方2008年08月08日 23時49分48秒

ずっと以前、こんなことがありました。

食事に行こうと、何人かでタクシーに乗り合わせました。当時の助手(女性)が、まずまっすぐ、そこを右、そこを左、というように指示をしてひとしきり。クルマはデニーズに着きました。

すると運転手さんが激怒したのです。デニーズで食事するなら、なぜデニーズに食事に行くと最初から言わないのか、と。後ろにいた私は、お客にその言い方はないだろうと思いましたが、結局何も言いませんでした。

さて。JRの駅から当家までタクシーに乗ると、ポイントは3つあります。大通りをどこで曲がるか、その先にある二股をどちらに取るか、その先にある四つ角をどうするか。この3つです。

私は今まで、大通りの曲がるところを最初に指示しておき、曲がったところで二股を指示、最後に四つ角の扱いを指示、という風に、段階的にしていました。その後、二股まで事前に指示しておくように改めた。最近はさらに改めて、四つ角の処理までをすべて指示するようにしました。地元の運転手さんが多いですから、これだけで、ほとんど通じます。

そうすると、とてもスムーズになったような気がするのです。運転する側からしても、目的地が最初からはっきりイメージされているのと、どこまでいくかわからないのとでは、気持ちが全然違うでしょう。乗せてもらう方も、その方がありがたい。運転手さんがかつて怒った気持ちが、やっとわかるようになりました。

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