いらっしゃいませ~ ― 2008年08月22日 22時51分50秒
今日は『モーツァルト=翼を得た時間』の校正と追加原稿を渡した後、立川のビックカメラを訪れました。なにしろパソコンフリークですから、ひところはほぼ連日、この店を訪れていました。
立川のビックは、1Fがパソコンのハード、2Fがソフトとなっていました。したがっていつも、エスカレーターで上るのがならいでした。ところが先日来ソフト売り場がB1になり、面積も狭くなった。今日行ってみると、エスカレーターに乗る人はほとんど上に行ってしまい、下に降りる人はほとんどいません。売り場が閑散としているのは、いまこの世界が直面している問題そのものでしょうか。昔なら、買いたいソフトが目白押しだったのに、今はそうではありませんから。
ところで、この店に来るたびに、気になっていることがあります。店員の方が「いらっしゃいませ」と言うときに、ませ~(⤴)と最後がきゅっと上がるのです。ソード(四度)ぐらいの人もいるが、ソーレ(五度)ぐらいまで上がる人もいる。これって、なぜなんだろう。誰か名調子の人がいて、みんながまねをしたんでしょうか。それとも、上げると売り上げも上がるという判断があって、店の方針としているのでしょうか。
こういうことって、一度気になり始めると、とても気になります(笑)。そこで提案。みんなが後ろを上げると耳につきますから、後ろを下げる店員を、半分作ったらどうでしょう。そうしたら店には「いらっしゃいませ~」(⤴)と「いらっしゃいませ~」(⤵)が混ざり合い、変化に富んできます。音階をつける人も出てくるかもしれませんし、声楽科の学生が続々アルバイトに雇われる、という事態も生じるかもしれません。朝の開店時には、店を挙げての大合唱。ま、商売にプラスするかどうかはわかりませんが・・。
コメント
_ ON ― 2008年08月23日 01時30分36秒
_ 優@背番号1&6&12&22&25&80 ― 2008年08月25日 14時02分00秒
私も、方々で聞く”語尾上げ”についてここ数年、大変気になっていました。なるほど、いわゆる”バイト言葉”というわけですね。ただ、飲食店や量販店んどの接客業で使われるのはまだ許せるにしても、それ以外の場所でもこの”語尾上げ”が使われるのは気持ちが悪いです。
大学で日本語表現の科目を担当している教員も嘆いていました。
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学部時代に飲食店でアルバイトをしていたのですが、
「いらっしゃいませ」を言うときに語尾を上げるように
指導されました。その理由は、ご推察の通り、「売り上げ
も上がる」という判断のようです。
あとお客様の気分を「下げない」ためとも言われた
記憶があります。