居眠り2010年10月12日 12時26分59秒

宴席で学生から言われた言葉が突き刺さりました。「先生は、教授会で居眠りしておられるそうですね!」。否定いたしません。でも、なぜわかるの?その学生が指導の先生と、その話題を話し合った、ということですよね。居眠りはどうやら、私の代名詞となっているようです。

居眠りは学生の頃から、私の特技でした。大学の頃には、雷のようにこわい美学の教授の授業で、私だけが居眠りをして、英雄視されていました。でも、確信犯だったわけではない。起きていようと懸命になっているのですが、どうしても寝てしまうのです。

その習慣(体質?)は、今でも同じです。会議で、寝てしまう。「不熱心」のそしりを免れませんが、もちろん、本当に面白ければ、起きています。自分の参画が求められいれば意見を言うのにやぶさかでないのですが、他の方々が立派に進めておられることが報告されてそれを追認するというのが大半の会議ですから、聞くだけ、と認識した瞬間に夢の中です。先生も上に立つ人なのだからそれではいけない、というのは正論です。でも、正論で動いてきたら今日なかったのではないか、という思いもあります。

学生はさらに、私がゼミで研究発表を聞きながら「舟をこいでいる」と指摘。にもかからず、目をさますとあたかも起きていたかのような質問をする、と続けました。これは、多くの方から指摘されることです(汗)。人様の目に映る自分の姿、いいことばかりではないようです。

コメント

_ (未記入) ― 2010年11月24日 07時10分49秒

素晴らしい開き直り。

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