Google日本語入力 ― 2011年01月02日 22時15分56秒
皆様、いいお正月をお過ごしでしょうか。私は12月に荒れ放題にした書斎の整理に精一杯です。まだ、年賀状も出しておりません(汗)。
ところで、パソコンの日本語入力システムについて、表記のシステムを試してみました。ずっとATOKを使い続け、2009まで更新していたのですが、巷で話題にもなっていますので、グーグル人間として試用してみたのです。
そしたら、たいへんいいのですね、これが。ATOKでは、即座にできる辞書登録の機能を活かして、モンテヴェルディなら「もぃ」とか、第一主題なら「ゆ1」といったようなユーザー辞書を作っていました。Google入力でもその手でいこうと思ったら、一覧表に入らなければならず、面倒くさい。これはダメかな、と思ってまもなく気づきました。辞書登録を必要としない方向で、入力支援が合理化されているのです。
紹介記事にはよく、流行語やマスコミ関係の語彙が充実している、と書かれています。しかし私の見るところ、カタカナ言葉や固有名詞にめっぽう強い。どうやらネットから、膨大な用例を収集しているようです。
自分の使う語彙をすぐ覚えて変換候補に列挙するのは、ケータイの変換の特徴ですよね。あれと同じことがキーボードでできるのは、とても便利です。私は今日、CDの登録を行ったのですが、かなりマイナーな演奏者名でも、途中で変換候補に登場します。
たとえば「ペシェク~チェコpo.」と書こうとします。ペシェクはすぐカタカナ候補が出るので、これを選択。一度変換します。つぎに「~」を出し、「チェコ」と入力・変換してから「ふぃ」と打って、「po.」と変換する(これはインポートされているATOKユーザー辞書の働き)。ところが驚いたことに、もう一度「ちぇ」と打つと「チェコpo.」という選択肢があらわれ、「ぺしぇ」と打つと、「ペシェク~チェコpo.」という選択肢があらわれるのです。変換の区切りを超えて、まとまりが記憶されているわけです。
このように端から覚えてくれれば、ユーザー辞書も必須ではないし、クリップボード拡張のツールも要りません。その記憶は、新たに文書を立ち上げなおしても、維持されています。
こうした実用的性能をもった入力システムが、無料ですぐダウンロードできる。すごいなあと思いますが、研究費を注いで良心的な開発を続けている会社はどうなっちゃうんだろう、などと、余分な心配をしてしまいます。
ところで、パソコンの日本語入力システムについて、表記のシステムを試してみました。ずっとATOKを使い続け、2009まで更新していたのですが、巷で話題にもなっていますので、グーグル人間として試用してみたのです。
そしたら、たいへんいいのですね、これが。ATOKでは、即座にできる辞書登録の機能を活かして、モンテヴェルディなら「もぃ」とか、第一主題なら「ゆ1」といったようなユーザー辞書を作っていました。Google入力でもその手でいこうと思ったら、一覧表に入らなければならず、面倒くさい。これはダメかな、と思ってまもなく気づきました。辞書登録を必要としない方向で、入力支援が合理化されているのです。
紹介記事にはよく、流行語やマスコミ関係の語彙が充実している、と書かれています。しかし私の見るところ、カタカナ言葉や固有名詞にめっぽう強い。どうやらネットから、膨大な用例を収集しているようです。
自分の使う語彙をすぐ覚えて変換候補に列挙するのは、ケータイの変換の特徴ですよね。あれと同じことがキーボードでできるのは、とても便利です。私は今日、CDの登録を行ったのですが、かなりマイナーな演奏者名でも、途中で変換候補に登場します。
たとえば「ペシェク~チェコpo.」と書こうとします。ペシェクはすぐカタカナ候補が出るので、これを選択。一度変換します。つぎに「~」を出し、「チェコ」と入力・変換してから「ふぃ」と打って、「po.」と変換する(これはインポートされているATOKユーザー辞書の働き)。ところが驚いたことに、もう一度「ちぇ」と打つと「チェコpo.」という選択肢があらわれ、「ぺしぇ」と打つと、「ペシェク~チェコpo.」という選択肢があらわれるのです。変換の区切りを超えて、まとまりが記憶されているわけです。
このように端から覚えてくれれば、ユーザー辞書も必須ではないし、クリップボード拡張のツールも要りません。その記憶は、新たに文書を立ち上げなおしても、維持されています。
こうした実用的性能をもった入力システムが、無料ですぐダウンロードできる。すごいなあと思いますが、研究費を注いで良心的な開発を続けている会社はどうなっちゃうんだろう、などと、余分な心配をしてしまいます。
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