寿命が長い!2011年01月30日 13時56分06秒

プレゼンテーションの仕事がしばらく続くことを理由に、ノートパソコンを購入しました。今までDynabookを使っていましたが、カーソル跳びがひんぱんに起こり(私の使い方のせいかもしれません)、使いにくいなあと思っていたところへ、キー入力が利かなくなる故障が発生。この機会にというわけで、レッツノートの秋冬モデルを購入しました。携帯型、ドライブ付きのCF-S9というモデルです。

Dynabookに比べると厚みがあり、スマートさはイマイチ。しかしディスプレイといいキーボードといい、とても使いやすいです。なにより、14.5時間というバッテリー寿命の長さはすばらしい。インジケーターがなかなか減らず、安心して使えます。今日は大阪に新作オペラの公演を見に行くのですが、家を出てからずっと使っていてもう静岡県だというのに、バッテリーはまだ、ちょっと減っただけなのです。

新マシンを使った初仕事は、東京バロックスコラーズでの講演会でした。「バッハとコラール」というテーマは意外に講演したことがなく、しっかり準備をして臨みました。西大島という場所も、まったくなじみのないところでしたが、ずいぶんお客様が来てくださったのは、バロックスコラーズという団体の力量でしょうか。熱心なバッハ・ファンの方々の前でお話しし、質疑応答を行う楽しみは格別です。

ここの講演会の売りは、休憩後に行われる指揮者・三澤洋史さんとの対談。三澤さんのアイデア豊富な問いかけに対応しているうちに、自分では考えていなかった角度からの考察が生まれ、視野が広がるのです。その意味で、ディスカッションはきわめて重要だということを、ディスカッションを忌避しがちな学生さんにも考えていただきたいと思います。

コメント

_ 隠居老人 ― 2011年01月31日 20時28分35秒

私も始めての会場でしたが、映像・音響共に大変良く、
江東区にこんな会場があるんだなとびっくりしました。
講演会は大変すばらしく、一緒に行った友人共々満足の行く
講演会でした。
レジメは少し硬すぎる感じがありましたが・・・。
資料映像も良かったでしたが、上映のときに電気を消してくれればと
少し残念でした。
対談のときに三澤さんが「バッハが嫌いと言う人を説得するには?」
という質問に、先生が「嫌いな人はそれで良いのではないか」という
応えに会場が沸きました。
私なども同感でしたが、人集めが大事な会の責任者としては
その質問も切実なのだろうとも思いました。
あのような会はまたの機会があれば是非ブログで紹介して下さい。
楽しみにしています。

_ I教授 ― 2011年01月31日 23時58分57秒

隠居老人さん、いらしてくださったんですか?それはありがとうございました。あの合唱団が主催する講演会は盛り上がるんですよね。また応援、よろしくお願いします。

_ I教授 ― 2011年02月01日 00時31分28秒

追加です。正確に言いますと、私は「嫌いな人はそれで良い」と言ったのではなく、「バッハは強制するものではない」と言ったのです。バッハに出会うべき人はいつかそういう機会に恵まれる、という考え方をしています。

_ a_o ― 2011年02月01日 21時01分34秒

I教授、そしてご来場くださった皆様、ありがとうございました。
講演会が盛り上がるのは、やっぱりI教授だから (^_-)
「バッハは強制するものではない」
そう!その通り!と皆沸いたので、先生のおっしゃりたかった事はちゃんと伝わっていると思います。

手元が暗いとメモが取りにくいからと明るめの照明にしていましたが、次回もしあの会場で行うのでしたら、もう少し暗くしますね。
CDとDVDで手一杯で、照明調整まで気が回りませんでした。すみません。

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