《マタイ》よみがえる2011年11月14日 16時20分02秒

『ロ短調ミサ曲』も発売され、差し上げたり買っていただいたりしているうちになんとなく区切り感の出てきたこの日曜日(13日)。杉並は方南町で、須崎由紀子さん率いる3つの合唱団の合同主催による『マタイ受難曲』講演会その2がありました。さる事情によりかなり二日酔いだった私ですが、講演会の皆さんの熱心さ、あたたかさは格別で、幸福感をもってお話しさせていただきました。

そのためでしょうか。私の心の中で、《マタイ》が猛烈に巻き返してきたのですね。「《ロ短調ミサ曲》は近づき、《マタイ》は日々遠ざかる」といった言葉を、年代を根拠に発し続けていたのですが、あらためて向き合う《マタイ》のすばらしさは格別で、話しつつこみ上げるものがありました。《マタイ》を感動しながら歌っておられる多くの方々がいらっしゃることを、実感します。TBS主催の講演会も、がんばります。

行き帰り、スポーツ新聞を買って、社内で広げています。この前いつ買ったか忘れてしまうぐらいなのに、吸い寄せられるようにキオスクに行ってしまう。もちろん、巨人の内紛に興味をもっているのです。私の見るところ、アンチ巨人の方ほど面白がり方が大きいようで、こうした内紛に、利敵行為の側面があることがわかります。どうなっていくんでしょう(わくわく)。