大きな区切り2012年03月24日 10時19分55秒

区切りの波は、いくつもに分けてやってきます。23日(金)が画期的だったのは、ついに部屋の片付けが終わり、自室、演習室の双方がカラになったこと。乱雑に積み上がっていた書類が、6箱のダンボールに変貌しました。

こうなるまでには、相当時間がかかりました。定年は職場における「死」のようなものだと思いますが、それだけに、かなりの労力が必要とされます。ともあれ、柄にもない長距離走や力仕事のおかげで、深夜帰りが多い割には、体調良好です。

22、23の両日、日曜日のモーツァルト公演のリハーサル。大学との公式な仕事の最後ですので、出演の方々の温かな協力のもと、陣頭指揮に近い形でやらせていただいています。クラリネット協奏曲は武田忠善さんのソロなので鉄壁ですが、《魔笛》第1幕の抜粋も面白くなりそうですよ。キャストの先生たちがさすがの熟練ぶりで、聴き惚れることもしばしばです。

解説はナレーション方式にし、フィナーレ前の解説は、モノスタートスのパントマイムで行うことにしました。合唱の学生たちも、未熟なりとはいえ、真剣そのもの。立川アミューで15:00から、料金千円です。ぜひお出かけください。

今日はこれから、横浜の朝日カルチャーに出かけます。カンタータ第147番を鑑賞し、そのワイマール稿とライプツィヒ稿の違いについて、詳しく話そうかと思っています。