小銭2012年06月06日 23時20分29秒

渡独前最後の仕事は、「古楽の楽しみ」の録音。原宿でJRを降り、昼食に入りました。カレー屋です。

注文してから気づいたのですが、財布がない。持たずに出てきたようです。いまはスイカ1枚あれば都内までどんどん来てしまうので、財布を忘れても気が付かないのです。

淡々と記述していますが、あわてました。初めてのお店でじつは持ち合わせがない、となるのは最悪。カバンの中を調べましたが、よく入ったままになっている封筒入りの紙幣は、全部使い積みで見つかりません。今日は名刺もないし、すっかり困ってしまいました。

繰り返し探す内、カバンの中に、小銭があるのを発見。全部集めてみたら、なんと、1170円になったのです。カレーは900円なので、270円残して支払うことができました。良かった。悪いツキを使ったので、収録は順調にいきました。もちろん、当初予定していた床屋は諦め、何も買わずに帰宅しました。

夜はスピーチ原稿の完成に励み、ひととおり旅行準備を済ませたところです。今はネットでチェックインができるのですね。じつに便利。妙に荷物が少なく、何か忘れているのではないかと心配です。

コメント

_ ダヴィデヒデ ― 2012年06月08日 23時39分44秒

大変失礼ながら、ドイツ珍道中の前触れの様な、はたまた厄払いの様な! 建前では後者、本音は前者で期待致しております!!
いってらっしゃいませっ!!
(^_^)/~

_ ルビー ― 2012年06月09日 17時52分09秒

フ~ン・・・ぴったり間に合う小銭が出てくるなんて、神様ツイテいますね!床屋にしても、ドイツ風お洒落モードできるのかも。ご体調ハプニングにしても神様からのメッセージ…すべてうまく行っている感じが絶妙です。

今日の日本は梅雨入り風流な雨。パリの街ならカラフルな傘ファッションが綺麗だとか(パリ帰りのダンサーたちのお話)。これから、ゾルタン・コチシュのモーツァルトP協17番の弾き振りコンサート。この曲は、若き日のI先生の教室でE.フィッシャーの痛快レコードを聴いて以来のお気に入りです…あの日の帰り、立川の新星堂か国立楽器あたりで同じレコードを買いました!あの頃、ノンサッチ盤のバッハのコーヒーカンタータやラモーの《花飾り》などを色鮮やかなジャケ買いして、擦り切れるほど聴いていたなァ。
こうやってピントがどんどんズレていってしまうので、終わります、サントリーも目の前だし!

電車ルビーでした。

_ 転々 ― 2012年06月19日 18時25分51秒

バッハの音楽がこんなに清風なしかも全ての源流音楽(グレゴリー聖歌に始まるモテット・器楽)からここに流れ着いてバッハ大聖堂音楽になった。

その歴史と中世・ルネサンスからバッハへの最後の完成者にこの歳で会えた喜び(これ以上の表現は見当たらない)は何を語ろうである。

鈴木氏や磯山氏そして日本バッハ音楽の皆さん。

東洋人鈴木氏のバッハ音楽を深く聴いています。

おめでとうございます。

磯山先生もわたしと同じ。

1100円所持の時があるのですか?

わたしはお財布とにらめっこがいつもですが。

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