オーロラ2013年04月14日 23時52分51秒

NHKのBSで、大沢たかおさんがホストになっている「神秘の北極圏」という番組を見ました。オーロラ爆発という現象を訪ねての探索ですが、映像のすばらしさに感嘆しました。

超弩級の天体ショーである、オーロラ。一度は見たいと思いますが、本当に見るためには、大沢さんがなさったように、極北の厳しい風土に身をさらさなくてはいけないですよね。時代が時代ですから、大名旅行のツァーなどもあるのでしょうが、それではオーロラの体験に、ならないような気がする。さいはての地で生活する、あるいは冒険で訪れるわずかの人が計り知れぬ苦労の代償として恵まれるのが、オーロラであるように思います。

となると、自分はもう、見ないで終わるに違いありません。昔の天文少年の血が騒ぐことも確か、Auroraという言葉に寄せるバロック音楽のロマンを、思い起こすことも確かなのですが・・・。

画面には、ものすごい星空が映っていました。こうした星空にも、今後接する機会があるかどうか。文明というのは、ある意味で、視野の自己限定であると思います。明かりをつけてあえて星を見えなくし、「人命は地球より重い」などと言っているわけですから。

コメント

_ 昔の航空路 ― 2013年04月15日 08時52分35秒

先生が初めてヨーロッパへ行かれたときは、飛行機はアンカレッジ経由でしたよね。アンカレッジからヨーロッパへ入るときは北極圏の上空を飛びます。そのとき、気象状態によっては、窓の外にオーロラが見えます。私は見ました。先生は見ませんでしたか。

_ I招聘教授 ― 2013年04月15日 23時09分04秒

そうかその可能性があったわけですね。気がつきませんでした。

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