徹夜2013年06月16日 10時58分22秒

朝まで仕事をしたのは何年ぶりでしょう。貫徹ではないですが、一区切りをつけたのは5時半。もう明るく、朝に動きが始まっていました。少し寝て、いまは新幹線の車中です。宣言した「朝型への転換」も、怪しくなってきました。

コツコツと仕事を片付けたこの1週間。最後に残ったのは、ライプツィヒとドレスデンで行くコンサートの曲目解説と、今日これから行く名古屋で行う講演の準備でした。コンサートの解説は、1作品A41枚、大作は2枚にちょうど入るようにし、聴きどころや基礎知識を箇条書きでまとめた後に、各曲1行のガイドを添えました。どうせ作るのだからと、つい凝ってしまいます。

そのあと、《ヨハネ受難曲》講演の準備。単発の講演なので、情報量を少しでも高めるために、プレゼンテーションの効率化を図る必要があります。にもかかわらず量が増え、1回ではとうていこなせないスライド数になってしまいました。まあ資料としてお渡しするのにも意味があるだろうと、割りきりました。

夜中の2時に、ひと通り終了。ところが、そこからが難航したのです。パワポのファイルをリッチテキストで保存し、それをワードで整形するのがいつものやり方なのですが、それがことごとくエラーとなってしまう。ファイルを小分けするという救済策も、今回はなぜか成功しません。

試行錯誤するうち、パワポ→PDF→テキスト・ファイルというルートがあることに気づき、試みて成功。それをワードで読み込んで整形することにしました。しかし分量が多い分、これに時間がかかってしまったのです。整形の目的は、見やすくすることと、少しでもページ数を削減すること。夜が白む頃それを終え、やれやれと思ったところに、落とし穴がありました。ワードでそのまま保存したところ、再びテキスト・ファイルになってしまったのです。すなわち、整形の多くが飛んでしまったということです。さすがにもう余力がなく、再整形はあきらめました。

明日のうちに、成田に入ります。明日の昼間も仕事ですので、どうなることやら。ドイツからは、「つながれば旅行記」をお届けするつもりです。