モンテヴェルディやります!2013年07月10日 11時14分40秒

7月30日(火)19:00に迫ってきたモンテヴェルディのコンサート、私としては今年の最重点課題の1つなのですが、ドイツ旅行2週間とその前後のしわ寄せで、なかなか向き合うことができませんでした。なにしろ場がサントリーホールのブルーローズ、出演者は一流の方々ですので、これからしっかり作品研究と対訳を準備しなくてはなりません。コンサート誕生の経緯についてはチラシの文章に言い尽くされていますので、以下に引用させていただきます。

「昨年の7月、渡邊順生さんのサントリー音楽賞受賞記念コンサートで演奏されたモンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》は、今でも私の脳裏に、新鮮な感動をもってよみがえってきます。こんなすばらしい作品があったんですね、といろいろな方に言っていただきましたし、古楽演奏のレベルが高くなっていることに驚かれた方もいらっしゃいました。こんな機会を1回で終わらせたくない!そんな一念から、当日は裏方役だった私が音頭を取って、サントリーホールにおけるモンテヴェルディ第二弾を企画しました。《夕べの祈り》で声楽の取りまとめにあたられ、自らも水際立ったテノールを披露された櫻田亮さんのご協力を得て、勇気百倍です。
 今回取り上げるのは、小編成のアンサンブルによる宗教声楽曲と、世俗マドリガーレです。両分野における珠玉の作品、ヴァイオリンを伴う親しみやすい作品を厳選しましたが、前半は聖母マリアへの賛美、後半は愛の神との葛藤をテーマとして、初期バロック特有の『愛の二態』を描き出そうというのが、プログラムの構想です。エキスパートの仲間たちが集まってくれました。私は字幕と解説で応援したいと思います。」

作品は、前半が《サルヴェ・レジーナ》《マニフィカト》など5曲、後半が《ニンファの嘆き》《西風が帰り》など7曲。演奏はモンテヴェルディ・アンサンブル。メンバーは声楽が阿部雅子、渡邊(西村)有希子、上杉清仁、櫻田亮、谷口洋介、小笠原美敬。器楽が天野寿彦・渡邊慶子(ヴァイオリン)、平尾雅子(ガンバ)、渡邊順生(チェンバロ)。全席自由、前売り4000円(当日4500円)です。めったに無い機会ですので、ぜひぜひお出かけください。コメントでご予約くださっても結構です。アドレスをご記入くだされば、ご連絡を差し上げます。

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