難産でした2013年10月18日 12時27分39秒

十日ぶりの在宅日で、睡眠を取り、久しぶりに快調です。しばらくまた、話題を提供してまいります。野球?今テレビで、レッドソックス対タイガースをやっています。

どんな仕事にも責任は伴いますが、とりわけ重く感じて焦燥感の出る仕事があります。直近では、日経新聞からご依頼を賜った「日曜随想」が、それに当たっていました。

なかなかアイデアが生まれません。ご依頼くださった編集委員の方と以前三島由紀夫について論じ合ったことがあり、ひと頃の熱中が自分にどんな影響を及ぼしたかを骨格に据えようと思い立ちました。

結局、自分の中にある価値観の変遷を回顧する文章にしたのですが、第1稿は、まるで美学の論文(笑)。なんとか流れのあるものにしようと心がけ、まあまあの出来になりました。27日に掲載されます。

これを乗り切ったことで、気持ちが前向きになりました。今日は遅れている仕事を仕上げ、明日の講演を準備し、いくつかの雑事をこなします。将棋の竜王戦もウォッチ中。森内名人を応援しています。

コメント

_ 如月 ― 2013年10月18日 19時26分23秒

我が家は日経35年読んでいます。「日曜随想」楽しみです。

_ Kaede ― 2013年11月03日 18時15分38秒

日経新聞に礒山先生の記事が出ているのを発見し非常に嬉しかったです。
今年から古楽の楽しみを聞きはじめ先生のお名前を知りました。
自分の価値感に安住せずそれを絶えず問い直す点が価値判断を濁らせないために重要な点であることに、なるほどと思わされました。

_ taisei ― 2013年11月05日 17時15分58秒

私も偶然外食した先で読ませて頂きました。教授の精進の覚悟を改めて研究者というのは大変なものだと思いました。その教授が日常でするいろいろなトンチンカンさ(失礼)との落差が人柄を感じさせて・がまた何とも言えません。それにしても文章というのはどうしてもその方の人間性みたいなものがにじみ出るものだと思いました。

_ I招聘教授 ― 2013年11月06日 08時07分25秒

みなさんありがとうございます。思いの外反響があり、自分の大切な部分を書かせていただいてよかったと思っています。

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