人生の味わいではあるのですが・・・ ― 2009年11月15日 15時06分26秒
人生の味わいは選択にあり、というのが私の考えです。お昼ご飯に入りたい店が何軒かあっても、行けるのは1件だけ。魅力的なコンサートが複数あっても、聴けるのは1つだけ。優秀な若い人が複数いても、賞をもらえるのはひとりだけ。等々、辛い選択はいろいろあれども、そこで絞っていかざるを得ないというところに、味わいがあるわけです。
などと言ってられないほど困っているのが、いま。昨日から今月のCDの選考に入っているのですが、今月は、どうしちゃったのか、というぐらい、有力な候補が目白押しなのです。とくにバッハと、その周辺。
昨日の一次選考を通ったのが、この分野だけでもシフの《パルティータ》再録音/ポリーニの《平均律第一巻》/渡邊順生さんの《ゴルトベルク変奏曲》/リフキンの《ザ・バロック・ビートルズ・ブック》/桐山さん、大塚さんのヘンデル《ヴァイオリン・ソナタ集》とあります。いつもの月であれば、全部取り上げてもおかしくないレベルのものです。
他の分野にも強いのがいくつもありますし、DVDからも1点入れるとすれば、上記のものから1つしかとれないわけですよね。困りましたし、もったいないと思います。ともあれこれから心して、本審査に臨みます。
コメント
_ おおぐま ― 2009年11月16日 23時13分44秒
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一次選考を通ったというだけでも、ありがたく思っておきます。