今月のイベント(2)2010年03月12日 23時07分25秒

「博士研究コンサート」の1日目はご紹介しましたね。翌日、すなわち15日(月)の18:00から、2年・3年次のための2日目があります。私の弟子で出演するのは山崎法子さん(ソプラノ)で、ヴォルフの《スペイン歌曲集》から。もうひとり、ウィーン帰りの葛西健治君(テノール)は、ベートーヴェンの愛の歌曲ばかりという、「濃い」プログラムです(彼らしい?)。他に、日本音楽コンクール優勝の中辻小百合さん(作曲)の新作発表と、やはりウィーン帰りの期待のピアニスト、和田紘平君のバッハ《パルティータ第6番》とベートーヴェンの第30番のソナタその他があります。よろしく。

16日(水)は18:30から、修了生から選抜された「新人コンサート」です。iBACHのコア・メンバーでリフキンの《マタイ》にも出演してくれた狩野賢一君が出演します。研究報告を指導していたオペラの部門からも、3人が出演。どちらも入場無料、国立音大の小ホールです。

29日(月)には19:00から立川アミューで、立川市と大学の提携による「モーツァルトの美意識を探る」のシリーズがあります。今回は「響き合う友情と愛」というテーマで、二重奏、二重唱の世界を探究します。ヴァイオリン・ソナタト長調K.379、2本のホルンのためのデュエット、あとはオペラからで、《コシ・ファン・トゥッテ》と《魔笛》から二重唱を集め、そこに、メゾとクラリネットの二重唱というべき《ティート》のアリアを加えたプログラムです。

このコンサートの自慢は顔ぶれです。声楽は、高橋薫子(S)、加納悦子(Ms)、大間知覚(T)、黒田博(B)という豪華版で、ピアノの久元祐子さん、ヴァイオリンの大関博明さんなど、国立音大の誇る音楽家が出演します。これで1000円とは、安い!

じつはもうひとつあるのですが、深刻なダブルブッキングが発覚しました。解決してからご案内します(泣)。

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