自分を見つめてみると ― 2011年01月26日 10時41分57秒
連続3日間の合唱コンテストで疲れてしまい、日常の仕事をこなすのに難渋しています。でも今回、審査委員長のような形でフルにお付き合いさせていただいて、本当に良かったと思っています。今回ようやく、ある程度の自信をもって採点できるようになったと感じているからです。
いや、その程度で自信もっちゃいかんよ、とおっしゃられれば、一言もありません。もっと勉強しなくてはならない。しかし疑心暗鬼、半信半疑といった段階は、何とか越えられたかな、と感じているのです。え~そんな状態でやってたの、とおっしゃられれば、これまた一言もないのですが、激戦の審査にはそれはつきものだ、ということもできるかと思います。要するに、自分の判断を客観視できるようになってきた、ということです。
たとえばどんなところかといいますと・・・。団体Aは、声といい音程といいリズムといい完璧に鮮やかで、何とうまいのだろうと、びっくりして聴く。しかし、感動はとくに受けません。団体Bは、普通の合唱の延長のようでもあるが、作品に深くわけ入り、感動にあふれている。みなさんであれば、どちらに高い点を付けますか。こうした場合、自分は絶対にBにいくことがわかりました。アマチュアの方々の音楽であれば、めざすべきは後者だと、確信をもつようになりました。
そんな聴き方をしていて、涙の出た演奏が2つありました。1つは、レディーの部に出演した「ピアチェーレ」という合唱団。和声が雰囲気にあふれて、濃密なのです。女声でハーモニーの深さを出すのは簡単なことではないと思うのですが、それがみごとにできている。もうひとつは、大激戦だったユースの部に出演した「ラ・メール」。熱く内容に迫る、感動的な演奏でした。どちらも埼玉県知事賞を獲得されましたね。おめでとうございます。他にも優秀な合唱はたくさんありましたが、今日は2例のみで失礼します。
いや、その程度で自信もっちゃいかんよ、とおっしゃられれば、一言もありません。もっと勉強しなくてはならない。しかし疑心暗鬼、半信半疑といった段階は、何とか越えられたかな、と感じているのです。え~そんな状態でやってたの、とおっしゃられれば、これまた一言もないのですが、激戦の審査にはそれはつきものだ、ということもできるかと思います。要するに、自分の判断を客観視できるようになってきた、ということです。
たとえばどんなところかといいますと・・・。団体Aは、声といい音程といいリズムといい完璧に鮮やかで、何とうまいのだろうと、びっくりして聴く。しかし、感動はとくに受けません。団体Bは、普通の合唱の延長のようでもあるが、作品に深くわけ入り、感動にあふれている。みなさんであれば、どちらに高い点を付けますか。こうした場合、自分は絶対にBにいくことがわかりました。アマチュアの方々の音楽であれば、めざすべきは後者だと、確信をもつようになりました。
そんな聴き方をしていて、涙の出た演奏が2つありました。1つは、レディーの部に出演した「ピアチェーレ」という合唱団。和声が雰囲気にあふれて、濃密なのです。女声でハーモニーの深さを出すのは簡単なことではないと思うのですが、それがみごとにできている。もうひとつは、大激戦だったユースの部に出演した「ラ・メール」。熱く内容に迫る、感動的な演奏でした。どちらも埼玉県知事賞を獲得されましたね。おめでとうございます。他にも優秀な合唱はたくさんありましたが、今日は2例のみで失礼します。
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