《ロ短調ミサ曲》講座始まる2011年07月23日 23時26分27秒

第4土曜日の10:00から朝日カルチャーセンター新宿校で行う《ロ短調ミサ曲》の講座、今日からスタートしました。受講生がたくさん来てくださったせいか、長年お世話をくださっている神宮司さんが、ずいぶん高揚した感じで冒頭の挨拶をしてくださったのにびっくり。私も、4ページぎっしりのレジュメを作成して臨みました。

なにぶん目下研究中、練習中の作品ですから、話すことがいくらでもあります。話していて、この作品に心から傾倒している自分を発見。〈キリエ〉がデュッセルドルフの宮廷楽長、ヴィルデラーのト短調のミサ曲(バッハが筆写し所蔵)を下敷きにして書かれていることはすでに知られていますが、前日のCDあさりで録音を発見していましたので、耳で確かめていただくことができました。たしかに似ていますが、規模や掘り下げは比較になりません。

4種のDVDをちょっとだけ比較しました。やはりジョン・ネルソン指揮、ノートルダム聖歌隊のものがすばらしいと思いますが、さきほどメールをくださった受講生からの情報ですと、手に入りにくいそうです。ネームバリューがないと損ですね。

いい講座にできそうです。これからでも、興味のある方はお越しください。