バッハの命日!2011年07月28日 23時49分47秒

今日、7月28日は、バッハの命日でしたね。3月21日の誕生日にはコンサートをやったりするのですが、命日は毎年、つい気がつかずに過ぎてしまいます。今年、私はバッハの享年と同い年なので、もう少し感慨を抱いてもよかったのですが、やっと気がついたところです。バッハより年上になると彼の音楽がどう見えてくるか、興味があります。

今日は、NHKでバッハの録音をしてきました。オブリガート・チェンバロ付きのソナタの回と小ミサ曲の回です。放送は9月なので、またご案内いたします。

ついでに、今月のCD選。1位には、すでにご紹介した、プルハール指揮、ラルペッジャータのモンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》を推しました。2位は、 ミシェル・プラッソン指揮、パリ国立歌劇場によるマスネの歌劇《ウェルテル》(DVD、デッカ)です。高級なエンターテインメントとしてのマスネ・オペラの魅力がよく生かされていますし、人気テノール、カウフマンの幅広い表現力がなかなかです。3位は、小泉惠子さんの「木下牧子を歌う」(ライヴノーツ)。小泉さんのすばらしさには本当に感心させられるばかりですが、このCDにも、「品格あふれる高雅な芸境」が示されています。ピアノは、名コンビの花岡千春さんです。