ドイツ旅行記(3)--マイセン探訪 ― 2012年06月19日 23時33分57秒
1727/29年の初稿によって演奏された、BCJの《マタイ受難曲》。終わったのは11時でした。開始が8時過ぎでしたので、テンポがひじょうに速ければこそ、この時間に終わったのです。しかしドレスデン行きの最終列車は、もう出てしまっていました。そこでタクシーで帰りましたが、遠距離の割に、160ユーロは安いですね。円高の恩恵でもあります。しかし運転手さんがアウトバーンを飛ばしに飛ばしたため、トラックを追い越すごとに冷や汗をかきました。180キロぐらい出ていたでしょうか。
9日は、近郊のマイセンを探訪。もちろん陶器の博物館からです。当地のものばかりでなく、日本や中国を含む世界の陶器が集められており、美しくも充実したコレクションでした。しかし、ビジネス・クラスに大枚をはたいてやってきた私に、購入のゆとりのあろうはずはありません。こうした陶器文化もみな、バッハに対マルシャン勝利の賞金を与えた選帝侯、フリードリヒ・アウグスト1世に発するんですよね。
博物館を出て、大聖堂を目指すルートを散策しました。これが、すばらしいのです。閑静で落ち着いていて、ドイツの小都市の魅力が一杯。小高いところにある大聖堂の手前、見晴らしのよいレストランで昼食にしました。からりとした好天では、室内で食べる人はいません。庭で景色を楽しみながら食べるのが、こちらの流儀です。
9日は、近郊のマイセンを探訪。もちろん陶器の博物館からです。当地のものばかりでなく、日本や中国を含む世界の陶器が集められており、美しくも充実したコレクションでした。しかし、ビジネス・クラスに大枚をはたいてやってきた私に、購入のゆとりのあろうはずはありません。こうした陶器文化もみな、バッハに対マルシャン勝利の賞金を与えた選帝侯、フリードリヒ・アウグスト1世に発するんですよね。
博物館を出て、大聖堂を目指すルートを散策しました。これが、すばらしいのです。閑静で落ち着いていて、ドイツの小都市の魅力が一杯。小高いところにある大聖堂の手前、見晴らしのよいレストランで昼食にしました。からりとした好天では、室内で食べる人はいません。庭で景色を楽しみながら食べるのが、こちらの流儀です。
全員大満足でドレスデンに戻りました。同行の方々は、国立歌劇場でオペラ鑑賞(ドニゼッティの《愛の妙薬》)。私は聖ニコライ教会のコンサートを聴くために、ライプツィヒに向かいました。トン・コープマンがアムステルダム・バロックを率いて、バッハの管弦楽組曲とカンタータを演奏するのです。
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