《平均律》、勉強しませんか?!2008年05月16日 22時03分25秒

国立音楽大学の音楽研究所(私が以前ベートーヴェン研究を行っていたセクション)が復活、私がバッハ部門を司ることになりました。題して、「バッハ演奏研究プロジェクト」。定年までの期間、せいぜい力を注いで、職場に恩返しをしたいと思います。

プロジェクトは、ピアノ部門と声楽部門を分けて活動することにしました。今日は、ピアノ部門をご紹介します。「ピアノで弾くバッハ」というテーマで、古楽演奏の最前線にも学びながら、ピアノでバッハをどう弾いたらいいかを勉強します。今年は、《平均律クラヴィーア曲集》第1巻を採り上げます。

時間は火曜日の6時~7時半。6月から12月まで、計13回の勉強会が開かれます。講演会と、公開レッスンが半々。講師の1回目は私、2回目は野平一郎さんで、後期には、富田庸さんも登場されます。中心となる指導者は、渡邊順生さんです。

修士の1年生が新カリキュラムで単位になるほか、外部からも受講生を募集します。ときどき覗きに来る方には無料で開放しますが、継続受講し、レッスンを受けられた方には、大学が受講証明を発行します。選ばれれば、発表のコンサートにも出演できるはずです。受講料は、合わせて4万円です。

20日(火)の6時から、大学1号館の120室でガイダンスをします。院生のためのものですが、外部の方も参加してくだされば、その場で申し込みができます。まだ正式にご案内していませんので、ご案内後に手を挙げていただくこともできますが、あまり多くなるようでしたら、何らかの制限をするかもしれません。

詳細なスケジュールは、追って発表します。よろしく!