個人情報 ― 2008年05月24日 23時59分01秒
今日は、朝日カルチャーセンター横浜校の年度初め。カルチャーで一番長くやっているのがここで、今年度は「バロックの名曲を聴く」シリーズの後半です。
開講にあたり、じつに久しぶりの、受講生自己紹介をしました。やってよかったと痛感。多少の人間的触れ合いがなくては、こうした講座の意義も半減するからです。昔は結構密な接触もあったなあ、と思って気づいたのは、昔いつも渡していただいていた受講生名簿を、ここ数年は手にしていないことでした。個人情報を大切にする流れの一環なのでしょう。
音楽之友社の「音楽手帳」には音楽関係者の連絡先がずらりと載っていましたね。最初に載ったときにうれしかったのを覚えています。あれも、最近見ませんよね。職場の名簿も廃止され、連絡を取るのが不自由です。いまだに紳士録の調査が新聞社等から来ますが、これは弊害もありますから、レスポンスしていません。
便利が大事か、悪用を防ぐことが先か。ブログなるものも、個人情報に関しては微妙な位置にあります。今日も、家族のことを書こうかと思い、いや待て、と思い直して、こういうテーマにしている次第です。
住所は個人情報、電話番号も個人情報、ということになると、書類や郵便が捨てられない。みなさん、どうしておられるのでしょう。全部シュレッダー、というわけにもいかないし。
こういう時代ですから、OS君も張り切って保護に協力してくれています。ノートパソコンでデスクトップのフォルダを1階層下に移そうと思ったら、許可されていない、の一点張り。やれやれ、研究しなきゃ。
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