全力投球 ― 2008年06月18日 13時08分44秒
バッハ演奏研究プロジェクトの「ピアノで弾くバッハ」部門。昨日は野平一郎先生にご出講いただきました。先生の《平均律クラヴィーア曲集》数曲の分析や考察、模範演奏が最上級のものであることはいうまでもありませんが、それにも増して印象的なのは、2時間にわたってびっしり語り演奏する、その集中力です。さぞお疲れなのではないかと思い、食事の席でそう伺ってみると、「このぐらいなら全然疲れません」とのお返事。恐れ入りました。
考えてみると、全力投球していい仕事をし、達成感なり満足感なりを得る、というのが、いちばん疲れないことなのかもしれません。あまり興味のない会議に義理で顔を出すことの方が、はるかに疲れる。居眠りをしても、罪悪感を伴うようでは、休養にならないようです(笑)。
私も全力投球を日頃心がけているつもりですが、先週の疲れがどっと出てきている状況です。今週は東大和(金)、立川(土)、須坂(日)と週末にイベントが並んでいるので、とりあえず、気分転換を図りたいと思います。
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