ゲーム昨今 ― 2009年01月23日 23時28分18秒
先日、声楽の学生たちと、打ち上げで飲んでいたときのことです。先生はどんな気晴らしをするのですか、と尋ねた学生(テノール)がいましたので、パソコン・ゲームだ、と答えました。すると件の学生は驚愕の表情を浮かべ、先生がゲームをするのですか、とても信じられない、との由。だったら何をしているのか、と問うたところ、音楽(の研究)ばかりしていると思った、との答でした。
こう言ったのは、ドン・バジーリオを巧みに歌う洞察力のある学生なので、こちらが逆にびっくりしました。先生も普通の人間だということを、学生はそんなにわからないものだろうか。首をひねった私は自分の学生時代を思い起こそうとしましたが、記憶が戻ってきません。ゲームをやっているなどと、あまり言わないほうがいいんでしょうかね。
PCゲーム、最近不作のような気がします。やるゲームがなくなったものですから、じつに久しぶりに、国産のRPGを遊んでみました。「ツヴァイ2」というゲームです。私はアメリカのコワモテRPGが好きなので、甘口に味付けされたアニメ風ゲームはどうも苦手。少しやっているうちに、操作性の工夫された、よくできたゲームだということはわかりましたが、どうも照準は10代の男女のようで、半ばを過ぎたところで根気を失いました。売り場に行っては、そのまま帰ってくる日が続いています。
コメント
_ REIKO ― 2009年01月24日 04時08分56秒
_ I教授 ― 2009年01月24日 07時08分00秒
昔定年後の方が「ウィザードリィ日記」というのを書いておられたのを思い出します。こういうゲームが、いま乏しいんですよ。
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「バロック音楽名曲鑑賞事典」にもお書きになっていましたから、すでにバレバレ・・・(^ ^;)
その学生さんが驚いたのは、I先生のような「年代」の人がPCゲームをやるの!?ということだったかもしれません。
現在40代後半以上だと、パソコン音痴の人も多いし、せいぜいネットやメール、ワード&エクセルを少し・・・くらいで、ゲームなんて知らないし、ついてけない人の方が普通じゃないですかね・・・。