バッハ演奏研究プロジェクト2009 ― 2009年04月14日 22時51分40秒
国立音楽大学音楽研究所のバッハ演奏研究プロジェクト、今日、今年度のガイダンスを行いました。ピアノ部門、声楽部門とも昨年を上回る盛況で、本当に嬉しく思っています。
大学のホームページからたどると、研究所の情報が得られます。プロジェクトのホームページも作ったのですが、もう少し形がついてからご案内しますね。ピアノ部門では《パルティータ》を学び、声楽部門では、4曲のカンタータと2曲のモテットを勉強します。
私の専攻は音楽学ですが、大学院では、声楽の学生の論文指導を引き受けています。修士は、オペラ専攻の学生。博士後期課程に進学した学生は全員、私の指導です。定員5人の博士後期課程には複数の声楽の学生が入りますが、今年は高橋織子、阿部雅子、川辺茜というすばらしい3人が入学しました。皆様にもぜひ知っていただきたい人たちです。彼女たちを加えて、くにたちiBACHコレギウムは、ますます充実したメンバーになりました。
最初のプログラムは、私の講演です(4/28、18:00)。「故人略伝」を読みながら、最初期の信頼性の高い情報をもとに、バッハの生涯と活動について考えていこう、という趣向です。聴講もOKですのでお待ちしています。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。