わが2010年を展望すると・・・2010年01月03日 23時03分36秒

年頭にあたってはたいてい、今年こそ自分の欠点を直そう、あれはこうしよう、これはこうしようと考えます。もちろん実行しきれないのですが、反省することは有意義だと思いますし、たとえ数日でも、努力してみることに意味があると思っています。

でもそれには条件がある。ひとつは、健康に恵まれて気力があること。もうひとつは、時間にゆとりがあることです。ゆとりがなければ目先のことに追われるだけで、自己改革は望めません。

今年の懸念は、時間のゆとりがとても望めないように見える、ということです。いま2つの著作を用意していますが、そのひとつ、『魂のエヴァンゲリスト』の文庫版は、細部の情報に至るまできちんと最新化しようと思ったらとてもたいへんで、世界のバッハ研究を丸ごと見直さなくてはならない。どの程度それをあきらめられるかに、覚悟がいります。

4月からは、非常勤で聖心女子大に行くことになりました。加えて、放送でもレギュラーの話をいただいています。これらのために、恒常的に時間が必要になりそう。同じぐらいの分量を他で削れればいいのですが、今のところ削ったのは月1回の朝日カルチャー新宿だけです。須坂は新企画が始まりますし、いずみホールにも、近々発表されるような諸企画があります。大学では、ドクターコースの学生が毎年増えています。今年も増えるかもしれませんし、増えて欲しいと思っています。

要するに、そう大きな目標はないが、ぎっしり仕事の詰まった年になりそうです。仕事って、相談している段階では、楽しいんですよね。皆様に楽しんでいただけるよう最善を尽くすつもりですが、さて、どうなりますか。

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