好天に恵まれた地鎮祭2010年01月20日 21時13分48秒

「2週連続ですか」などという冷やかしを背中に浴びつつ、校庭の地鎮祭に出席しました。今週で良かった。寒く風の強かった先週に対し、今日は春のようにうららかな好天だったからです。

ずっと昔を別にすれば、地鎮祭という催しを経験するのは、初めて。見慣れぬ式次第がどういうものか見極めたいと思っていました。しかし、なんとかの儀、というかけ声で立ち上がると、頭をお下げください、と言われるため、何が起こっているのかを、確かめることができません。印象的だったのは、鍬入れ(?)のさいに、「エイッ」というかけ声を3度かけること。神主さんの美声も、たいしたものでした。

終了後、「直会」(なおらい)という宴会になりました。皆さんが口々におっしゃったのは、さい先がいい、天が味方してくれた、といった、好天への礼賛。私が大いに違和感を覚えたことは、ご訪問くださる皆様はわかってくださるでしょう。

ご存じの通り私は、地鎮祭の日がこんなにいい天気になったのでは、ツキをかなり使ってしまった、と考えるわけです。雨の日にふるえながらやるのであれば、いいツキを、しっかり後に残すことができる。じつは前日、いいことが続くと必ず悪いことがある、という典型的な経験をして、ツキの理論に対する自信を深めていたのです。

よほど自説を開陳しようかと思いましたが、思いとどまり封印。皆さん喜んでおられるのに、縁起の悪いことは申せませんからね。