授業始まる2010年04月14日 22時09分11秒

12日の月曜日から、新学期の授業が始まりました。春休みがないまま、突入したという感じです。月曜日は、私の主宰する専攻全体のゼミが、来週から。今週は、博論2名の指導をしました。月曜日は、さまざまな会議日でもあり、この日は3種類の会議がありました。

13日火曜日は、大学院の音楽美学。これまでは、美学という名前で自由にいろいろなことをやることが多かったのですが、今年は受講生の希望もあり、正攻法で行くことにしました。指導は、博論が2名と、修論7名(オペラ専攻)。これがすばらしいクラスで、楽しみです。夜は、バッハ演奏研究プロジェクトのガイダンス。声楽(iBACHコレギウム)は新人を加えて、ますます強力な陣容となりました。器楽、すなわち《ゴルトベルク変奏曲》の実習はまだ余裕がありますので、二の足を踏んでおられる方、ぜひご受講ください。

水曜日は、久々に、聖心女子大学に出講。思い出のある広尾から坂を上り、久々に、高級感あふれる構内に入りました。学生にも、気品を感じます。美学特講の枠で、前期は聖書と音楽の関係について講義します。受講生は教室一杯でしたが、制服姿の学生も多く、迫力があります(笑)。

終了後音大に回り、博論の指導2名。そう、今年は博論の指導に、時間のほとんどを費やすのです。金曜日には、講義が3つあります。充実感はありますが、完遂できるか否か、不安なしとしません。しかし、手を抜いて思わしくない結果を得るよりも、できるだけのことをしていい結果を得るべきだと、経験が語っているのです。