ふたたび手づかみ駅弁2012年09月28日 23時28分59秒

私が大阪へ行く新幹線の車中、手づかみで駅弁を食べたという話(8月28日)は、口コミで、結構有名な話になっているようです。伝え聞き、「精神は大丈夫か」と心配された方さえいるとか。大きなお世話です。

複数の人から聞かれたのは、そんなことをして恥ずかしくなかったのか、ということ。説明不足でしたので追加しておきます。そのとき新幹線は空いていて、私が牛肉弁当を手で食べている姿を、見咎める人はいなかったのです。もちろん通りかかる人はいたわけですが、その時には手を休め、文字通り「何食わぬ」ポーズをしていました。こそこそ食べることで、駅弁のおいしさはいっそう割り引かれました。

27日(木)の、大阪行き新幹線。私はふたたび、手づかみで駅弁を食べました。しかし食べたのは「瀬戸押寿司」というものです。お寿司は手で食べる習慣の私としては、少しもおかしくないはずですので、申し上げておきます。

それにしても東京駅の駅弁、ますます充実しました。拡大された地下売り場で、いくつものお店がお弁当を売り出すようになったからです。一渡り歩き、品数の多さに決められないまま1Fの売り場に行ってみましたら、こちらも格段に品数が増えていて、百花繚乱。日本中の新開発駅弁が、東京駅に集結しているのです。目移りしてしまうのは、誰も同じ。売り場が混んでたいへんです。その中で選んだのが、上記押寿司でした。

こんな東京駅の独走を、食い倒れのメッカ、大阪が許していいのでしょうか。新大阪駅の駅弁充実を望みます。

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