健康法2012年11月22日 10時51分05秒

定年後半年以上過ごし、健康には何が大切か、はっきりわかりました。当たり前の答ですが、身体を動かすこと、それに尽きます。

しかし。テニスをやる、ゴルフをやる、という方ならともかく、運動神経がまったくなく、平素スポーツの習慣がない私には、これは簡単なことではありません。おまけにデスクワークでいつもパソコンの前にいます。歳を取るにつれて身体を動かすのも面倒になってくる、という傾向を感じていました。

ひところ、電車で帰ってくると席から立ち上がるのも面倒、バスを降りて家まで歩くのも面倒、という時期がありました。人に見せられない、とぼとぼ姿です。昔やった山歩きを少しずつ再開すれば、とも思いますが、それも、もちろん面倒。体重の増加が、それに拍車をかけます。

活路を開いたのは、観光でした。先日お話しした法隆寺や和歌山、伊勢志摩への観光は、その一例。私は観光地に行くとどんなに疲れてもひたすら歩き回り、高いところがあると必ず登ってみる、という主義なので、ずいぶん身体を動かします。そこで気づいたのは、へとへとになるまで歩くと事後身体が軽くなり、歩く意欲にみなぎってくる、ということでした。

最近では、居住地や都心などつねに新しい街路を探索していますし、深夜の駅からも、タクシーに乗らずに歩いてしまいます。何分歩く、どのように歩く、などテレビでも健康法の指南がありますが、単純に、歩けば歩くほどいい、ということではないかと思います。伊勢神宮を訪れたさいに、東海道五十三次をやったらどうなるだろうか、と考え始めました。多分やりませんが・・・。