大淀川2013年02月12日 09時02分30秒

三連休の始め、9日(土)は、劇場視察の特命を帯びて、宮崎に向かいました。九州では宮崎だけが超混んでいて、飛行機もホテルも、確保に苦労。プロ野球チームが集結しているためでしょうか。

時間がありましたので、ワンポイントで観光しようと思い、大淀川の河口を選びました。川に興味があるのは、千曲川のほとりで育ったからかもしれません。宮崎駅から大淀川を目指して歩くと(スマホが本当に役に立ちます)、市街地の、まことに閑静な一角に到達。聞こえるのは、自分の足音だけです。

余談ですが、私は足を上げないで歩くのを特徴としています。これが、女子学生には大不評。「足をちゃんと上げるように私が特訓する」と宣言する学生まであらわれるほどでした。しかし、摺り足にも利点はあるのです。たとえば、「知らない間に背後に立っている」といったことが可能になります。

その私が「聞こえるのは自分の足音だけ」と言うのですから、どれだけ静かか、おわかりでしょう。到達した大淀川は水量豊かですがゆったりと穏やかで、きっと、これが宮崎。海との境目も判然としませんでした。ポイントのない写真で恐縮です。


そこから北上して、港を過ぎ、一つ葉という地区へ。気持ちの良い自然道(下)を抜けて、ビーチにたどり着きました。日向灘が広がっています。


2時間歩いてさすがに疲れ、タクシーを呼んで(スマホが便利)駅へ。(続く)

コメント

_ ルビー ― 2013年02月14日 23時59分48秒

先生の旅のお便りは(北から南まで)ほんとうに、綺麗な水辺のお写真が印象深いです・・・私も故郷が須磨浦の海岸の近くだったので、美しい海の風景には感慨を覚えます。
水というと、西洋の宮殿の噴水や水に纏わる音楽作品が思い浮かびます…特にお気に入りは《ウンディーネ》のキャラクターで、ラヴェルのピアノ曲は大好き!
それにしても、ベジャールの《カブキ》の振付で摺り足の歩き方を、バレエダンサー達が花柳流に必死に練習していたけれど…先生は習わなくても地でいけるんですね!

敬愛チョコのルビー

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック