ヨーロッパ真摯の旅2015(13)--夢2015年06月25日 23時58分52秒

その夜、夢を見ました。過去にないほど長く重い、いや~な夢でした。

気がつくと(←夢の中)、私は明日をも知れない重病です。東京に帰らなくてはなりません。場面が電車の中に移ると、なんと車両に、私の荷物が散乱しています。平身低頭お詫びしながら、それを拾い集めました。

すぐ場面が変わって、なぜか、名古屋。女性がやってきて、あなたのためにこんなに迷惑している人がいる、と詰め寄ります。学会が開かれているようで、それらしい人たちが集まってきますが、皆、私に冷たい視線を投げる。非難のまなざしです。

すると風俗のようなところになり、ママさんのような女性が、いらないと叫ぶ私を無視してお酒を注文する。となりの男がぐっと飲み干し、高額の請求を突きつけてくる。私は必死で逃げ、ようやく駅にたどり着きました。

切符を買おうとすると、駅員の様子が変。風俗の一味だったのです。とうとうつかまり、いろいろなところをたらい回しにされてしまいます。

やっと逃げ出すと、そのお店を調査する裁判所のようなところがあり、良かったと思って入ります。でもその人たちも、じつは仲間。そんなことしてないっ、と叫んでも、いろいろ、いいがかりをつけてきます。

なんとか逃げだし、やっと東京に戻ってほっとすると、柱の陰で、聞き耳を立てている男がいる--ここで目が覚めました。恐ろしさで、汗びっしょり。

なんでこんな夢を見たんだろうとぼんやり考えるうち、日本で何かあったのではないか、と思うに至りました。あわててタブレットを開けてみると、1通の長いメールが日本から入っていました。(続く)

コメント

_ 縄文 雅use ― 2015年06月26日 06時34分57秒

 前に聞いた時は,先生は余り夢を見ないと言われていませんでしたでしょうか?それだけ鮮明に6本の夢を覚えていると言う事も驚異的だと思いますし、しかも、強迫観念の強い夢なので余程心的なストレスを受けておられたのだと思いますが、メールの内容によっては予知能力が備わっているのでは🙏

_ taisei ― 2015年06月26日 12時22分11秒

恐るべし、教授。まだ、続編があるとは!?この思わせ振りの終わり方に、思わず期待をしてしまいます。さて!

_ 青春23きっぷ ― 2015年06月26日 17時38分49秒

夢は、その人の現実に身に起きたことの一コマ一コマが、寝ているので脳が論理思考のタガが外れ、整合性取れることなく、時間の前後関係も崩れ、場所が飛んだりして、さらに、そこに心の奥にある願望が顔を出してきたりしてハチャメチャに現われる、言うと説があります。

私は、まだ寝ていたいと言う願望を夢の中で実現した夢を、旅の最終日の朝に見たことがあります。山陰のお寺のユースホステルのペアレントに明日の起床は6時ですと、夕飯時に念を押されていました。6泊7日の長旅の最終日で疲労困ぱい状態にあって、あぁ6時かよと思って寝たのでした。目覚ましが実際に鳴りおぼろげの中で見た夢は「時計の針がまだ5時前だ。まだ寝れると判断し、腕を伸ばして目覚ましを止めた自分の姿の夢」を見ていたのです。朝飯の時、ペアレントから目覚まし止めていたのに、何で起きてこなかったんだと、皆の前で言われてしまいました。5時前だったからとは言えませんでした。
夢の中で願望(睡眠欲求)を実現したということです。

夢の中に出でくる場所や登場人物、状況などは、先生が現実に関わった以外のものは皆無だと思います。また『東京に戻ってほっとする』は旅の前からの先生の絶対的願望だったでしょうから。
あと一つ、夢の中で身に起きてる感情は、夢でなく現実です。『恐ろしさで、汗びっしょり』です。

_ ど素人 ― 2015年06月30日 00時10分29秒

あのう、バッハの音楽に、主情という「張り切りすぎ」は必要ない、ということなのでしょうか。もっと、バッハの音楽に「真摯」であれ、ということなのでしょうか。

_ I招聘教授 ― 2015年06月30日 00時24分02秒

いえ、「張り切りすぎ」の意味は、エヴァンゲリストには「語り手」としての抑制が必要だということです。主役はやはり、イエスですから。要所ではもちろん勝負すべきですが、勝負しすぎるべきではないと思っています。

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