「いい人」 ― 2008年01月15日 23時43分52秒
「たのくら」の話を、もう少し。例会は、第2か第3土曜の午前10時から開かれ、時間のあるときは、近くのデニーズで、いっしょにお昼を食べます。節目ごとに作る「土曜日の朝に」という冊子が、もう3冊になりました。音楽美学の授業などでは冗談ひとつ言わない私ですが、この会ではリラックスして、和気藹々とやっています。なにしろ、会員がみなさん「いい方」なのです。
私は、「いい先生」だと言われたことはあるが、「いい人だ」とか「人がいい」と言われたことは、ほとんどない。割と良く言われるのは、「性格がいい」とか、「いい性格だ」とか。でもこの「いい」は、どうやら「悪い」という意味で言われているようなのです。たとえば、アンチ巨人の執拗な言動をさして、こう言われたりします。
辞書に出ていない使い方をするのは、正しい日本語の普及という観点から見ると、どうなのでしょうか。こういう使い方でもいいのならば、辞書の「いい」の項目に、きちんと書いてもらいたい。「⑧悪い。例文『先生はいい性格していますね』」という風に。でも外国人は混乱しますよ、きっと。
そんな話をするのも、「たのくら」の方々との違いを意識するせいです。12月に鎌倉へ行った帰り、バスの中で、ビンゴのゲームが行われました。手作りの紙にマス目を書き、そこに都道府県名を入れていく。9つのコマに都道府県名を入れるとしたら、皆さんはどんな風に並べられるでしょうか。(続く)
〔付記〕木曜日のコンサート、売り切れてしまったそうです。ご予定された方、申し訳ありませんでした。なお、「たのくら」に関するお問い合わせは、事務局のグスタフ(マーラー)さんまでお願いします。Gustav <gustav@mtj.biglobe.ne.jp>
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