2009年を振り返る ― 2009年12月31日 20時38分54秒
大晦日、年の押し詰まった頃、パソコンに向かって1年を回顧することが日課になりました。考えてみると、お客様にはお正月に過去のことを読んでいただくことになってしまいますね。来年度は前倒ししましょう。
2009年は、おかげさまで、たいへんよい年でした。体調が安定していたことが、その大前提です。以下、今年のベストテン。
1.リフキン氏を招聘しての《マタイ受難曲》公演が実現。6年にわたる相模原市「バッハの宇宙」シリーズの仕上げでした。
2.著作を2冊出版。『バッハ/カンタータの森を歩む 第3巻 ザクセン選帝侯家のための祝賀音楽/追悼音楽』(東京書籍)、『「救済」の音楽』(音楽之友社)。
3.国立音楽大学音楽研究所のバッハ・プロジェクトの2年目が無事終わり、くにたちiBACHコレギウムによるカンタータ2曲、モテット1曲のコンサートを開催。
4.博士論文の指導が延べ9人に増加。結果を出してくれた学生さんが多く、「教える」ことのやり甲斐と喜びを実感。
5.いずみホールで、ウィーン音楽祭開催。楽友協会合唱団に感激。ライプツィヒ・バッハ・アルヒーフと提携してのオルガン・シリーズも好調。
6.すざかバッハの会で2年にわたる「バッハ最先端」シリーズを完遂。
7.「楽しいクラシックの会」が23年目を迎え、例会に加えて、小林一男、河原忠之、久元祐子、武田忠善、坂口弦太郎、山崎法子、三好優美子さんらのコンサートを開催。
8.日本音楽学会会長としての2期目がスタート。個人的には、リフキン氏の《ロ短調ミサ曲》講演会をサポート。
9.大学の地方公演で北九州と熊本を訪れ、卒業生たちと再会。合唱コンクールの審査で広島を訪れるなど、西日本の仕事に恵まれた年でした。
10.ワイン愛好が進展。少しわかるようになり、反比例して、ビールをほとんど飲まなくなりました。
こんなところです。公私にお世話になった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m。どうぞよいお年をお迎えください。
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