プレッシャー ― 2010年02月26日 23時09分19秒
朝から、ドクターコースの入試。受験生には申し訳ないと思いつつ、空き時間に、ワンセグでフィギュア・スケートを見ました。やっぱりワンセグでは真価がわからず、帰ってから録画で見直しましたが、キム・ヨナのすばらしさに感嘆。優雅にして流麗、これ以上ありうるのか、というところまでいっていますね。トシのせいか、涙なくしては見られません。真央ちゃんも、この相手では仕方がないでしょう。ここまで来ると、日本人、外国人は関係ありません。
さかんに言われる、プレッシャー。2人とも、国民的期待を19歳の双肩に担うわけなので、気の毒と言えば、気の毒です。でも、それこそ、本当の晴れ舞台なんですよ。期待を担い、気合いが高まるほど力が出てくる、というのが本当なのです。そこで輝けるかどうかが、将来を分けます。
これは観念で言っているのではなく、自分のささやかな経験や、周囲の芸術家たちを見ていて思うことです。ですから、リスクを忌避する人に、将来はありません。
そんな気持ちで、明日の試験に臨んでみたいと思います。あ、審査員ですが(笑)。
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