プレッシャー2010年02月26日 23時09分19秒

朝から、ドクターコースの入試。受験生には申し訳ないと思いつつ、空き時間に、ワンセグでフィギュア・スケートを見ました。やっぱりワンセグでは真価がわからず、帰ってから録画で見直しましたが、キム・ヨナのすばらしさに感嘆。優雅にして流麗、これ以上ありうるのか、というところまでいっていますね。トシのせいか、涙なくしては見られません。真央ちゃんも、この相手では仕方がないでしょう。ここまで来ると、日本人、外国人は関係ありません。

さかんに言われる、プレッシャー。2人とも、国民的期待を19歳の双肩に担うわけなので、気の毒と言えば、気の毒です。でも、それこそ、本当の晴れ舞台なんですよ。期待を担い、気合いが高まるほど力が出てくる、というのが本当なのです。そこで輝けるかどうかが、将来を分けます。

これは観念で言っているのではなく、自分のささやかな経験や、周囲の芸術家たちを見ていて思うことです。ですから、リスクを忌避する人に、将来はありません。

そんな気持ちで、明日の試験に臨んでみたいと思います。あ、審査員ですが(笑)。

コメント

_ 隠居老人 ― 2010年02月27日 19時21分41秒

そうですね。私も特別な関心をもって見ていました。
ミキちゃんは殆どミスもなくそれなりに頑張って立派だと思いました。
その後のキム・ヨナ選手の演技は「完璧」を地で行ったような出来栄えで
文句無しに金メダルと、真央ちゃんがやる前から見えてしまいました。
そんな中で、真央ちゃんが演技を始めると、よくやるじゃないと
感心して見ていましたが、後半の足の絡みからジャンプの失敗、
でも、最後までよく頑張り通したと褒めて上げたい。
試合直後のインタビューは、余りにも可哀想と思いました。
金を取ることを義務付けられた彼女としては、本当に辛かったと
思います。
でも、日本の3選手は全員入賞という快挙。
一人の英才教育に比べて、日本の総合力は大したものです。
体操みたいに団体戦があれば日本の「金」は間違いないですね。

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