にぎやかな20周年2010年04月17日 11時39分04秒

今日はいずみホールの20周年記念イベント、ロッシーニの歌劇《ランスへの旅》に出席しました。《ランスへの旅》は主役十数人が次々と歌う一種バブリーなオペラで、いずみホールに一番ふさわしいものかどうかはわかりませんが、祝賀のにぎやかさという点では、イベントに最適。最後、いずみホールの誕生日を歌とケーキでお祝いするという趣向も演出サイドから加わって、大いに盛り上がりました。練達のイタリア語を駆使して見事な狂言回しをされた折江忠道さん、締めのアリアの芸術性が絶品だった佐藤美枝子さん以下、皆さん力の入った演唱でした。ありがとうございました。

行きと帰りの新幹線の中で、6月に学生たちとやるサントリーホール「レインボウ21」の解説を執筆。完璧にがんばっているつもりだったのですが、途中、CD選の催促が入り、大慌てです。うっかりしていました。いまやっていますが、徹夜になるかもしれません。他にも今夜徹夜の方、いらっしゃいますか。昨夜の分としてアップロードします。

コメント

_ GIACOMO ― 2010年04月19日 22時30分37秒

礒山先生、お邪魔します。
二週続きの大阪、お疲れさまでした。
いずみホールの20周年イベント、満席の盛況で何よりです。
ガラ・コンサートのレセプションの際に少しお話させていただきましたが、3月に国立音大の「コジ…」に行けなかったのがちょっと残念です。あの公演には小野和歌子さんも出演されていたんですね。
2006年にチューリッヒで「…女狐…」に出演されたのを聴きました。もっとも、かぶり物のオペラでしたから、お顔はわからず。その後、西宮の「ヘンゼル…」でやっとお顔が(^^)
今週の「ランス…」、前回も観ているだけに、もう一段上への進化を期待したのですが、掛け値なしの再演という感じもあり、それはそれで高水準の維持ということかと思います。ともあれ、ロッシーニを楽しめたことには違いありません。
おっしゃるようなバブリーな公演も可能なら、アルベルト・ゼッダが言うように、若手を集めてじっくり練習するというアプローチも可能なオペラかと。

_ I教授 ― 2010年04月21日 08時33分40秒

小野さん良かったですよ。《ランス》、細部は相当に変えたと、演出家(岩田さん)がおっしゃってました。若手でじっくり、というのも、やってみたいですね。

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