「たのくら」について2010年08月04日 22時04分50秒

ごくらくとんぼさんのお勧めもいただきましたので、「たのくら」について、あらためてご紹介させていただきます。

「たのくら」は、本名「楽しいクラシックの会」。ルーツは、私が1987年に立川市の錦町公民館に依頼されて行った、「呼びかけるバロック音楽」という市民講座です。1986年秋、私は市民大学のバロック音楽シリーズ全12回を教育テレビから放送する予定だったのですが、長期入院の大病をし、放送は、88年に延期になりました。しかし講座だけは先行してやろうということになり、ものすごく痩せた状態で出講したのです。

講座は無事終わりましたが、雰囲気がとても良かったこともあり、自主団体として存続させようということになりました。月に一回、土曜日の午前。立川駅から遠いのが難点ですが、施設を無料で借りられるという、大きな利点があります。

こうして始まった講座が延々と続いて、ついに24年目に突入したのです。よく続くなあと、本当に思います。いろいろなところで講座をしますが、私が一番リラックスしているのが、「たのくら」。冗談混じりでお話できる場は、ここぐらいです。終了後はたいてい、食事をご一緒します。他にビヤパーティーや新年会、バス旅行があり、本格的なコンサートと講座内のコンサートが、一つずつ。鈴木雅明さん、寺神戸亮さんなど、ビッグネームにもご出演いただいています。

このようにいい会ですので、興味のある方、ご参加ください。ホームページのないのがネックですが、イベントはここで紹介しますし、お問い合わせは、マーラーファンのグスタフさんgustav@myad.jpが対応してくださいます。

今月は、7日。既報の通り、ミニミニコンサートあり、ビヤパーティーありの楽しい月です。見学も歓迎です。

[付記] 錦公民館は錦地域学習館と改称されました。場所は立川駅南口から南東方向で、立川通りのデニーズが近いです。メンバーのコアはクラシック通の男性で、コンサート通いや合唱の好きな女性もたくさんおられます。とはいえマニアックな雰囲気はまったくなく、和気藹々です。会員の方、追加のコメントがあればお書きください。