ライプツィヒ・バッハ音楽祭ご案内2012年12月28日 21時50分48秒

今年訪れたライプツィヒ・バッハ音楽祭、来年も来てくれという話になっており、そのつもりでいましたが、朝日旅行社さんとタイアップして、「朝日移動教室・音楽の旅」のシリーズとして皆様とご一緒できることになりました。いち早くご案内します。

来年6月18日(火)から25日(火)までの8日間。「キリストの生涯」というテーマを打ち出しているバッハ祭でコンサート4つ、ドレスデンで新演出の《さまよえるオランダ人》を鑑賞します。飛行機はルフトハンザ、私の全公演解説付きで、498,000という値段がついています。私のお誘い文を引用しておきます。ご都合のつく方の参加をお待ちしています。お問い合わせは朝日サンツァーズ(03-5777-3377、06-6345-1447、052-222-3334)まで。

♪「ライプツィヒ・バッハ音楽祭2013」に、最高潮のタイミングを捉えて乗り込みましょう。「2013」の最高の出し物はガーディナーの指揮する《ヨハネ受難曲》だと思いますが、これを手始めに、ヘルマン・マックスによるカンタータおよびC.P.E.バッハのオラトリオ、ガーディナーによる2曲のオラトリオ、聖トーマス教会合唱団によるクロージング《ロ短調ミサ曲》を聴くというプランは、音楽祭に参加するもっとも贅沢、かつ効率の良い方法であると思います。ちなみにマックスはバッハ・メダルの受賞者で、いま幅広く活躍している、本格的な古楽演奏家です。
6月のドイツは、天候も安定し、日も長くなって、観光にはもっとも適した季節。美しきバロック都市ドレスデンで、当地で初演されたワーグナー《さまよえるオランダ人》の新プロダクションを鑑賞できるのも楽しみです。演目の解説には万全を期すつもりですので、お付き合いいただければ幸いです。

注:マックスの演奏するカンタータは第68番、ガーディナーのオラトリオとは復活祭オラトリオと昇天祭オラトリオです。《ロ短調ミサ曲》のオーケストラはフライブルク・バロック・オーケストラとなっています。