2013年度ご案内2013年03月30日 23時17分03秒

まだ3月ですが、4月からの仕事についてご案内しておきます。

2つの大学職のうち、大阪音大には、学期末に講演に伺うことになるでしょう。非常勤が3つあり、東京芸大の楽理科ゼミで《ヨハネ受難曲》を、聖心女子大でモーツァルトを、また冬学期には国際キリスト教大学で「人間理解論」という授業をやります。

一般の方との接点は、市民講座でということになりますね。立川の「楽しいクラシックの会」は、当面ワーグナーです。4月20日(土)から、いよいよ《ラインの黄金》に入ります(10:00~12:00、錦町地域学習館)。須坂は《ヨハネ受難曲》の継続で、4月は21日。第1部を扱います(14:00~16:30、シルキーホール)。松本は4月は休みなので、またご案内します。

朝日カルチャーセンターを増やしてしまったので、がんばらなくてはなりません。横浜校は、「エヴァンゲリスト」講座が最終章「数学的秩序の探求」に入ります。27日13:00~15:00、テーマは《クラヴィーア練習曲集第3部》です。この横浜で、「とことんわかりやすい」を標榜する、「クラシック音楽超入門」という講座を始めてしまいました。第1回は6日(土)13:00~15:00で、内容は「童謡《小さい秋みつけた》で発見する喜び」です。誰でも知っている曲を手がかりに、音楽の聴き方、親しみ方をコーチしていく予定ですが、こうした講座が成立するか否かは、神のみぞ知るです。これから音楽を聴いていきたい、という方は、受講をお待ちしています。

同じく、新宿校。世俗カンタータは終わりましたが、「《マタイ受難曲》徹底研究」はいよいよ第2部に入ります。水曜日の13:00~15:00枠で、4月は3日と17日。冒頭のアルト・アリア、次のテノール・アリアあたりにこだわりそうな今月です。

新宿校で新たに始めてしまったのが、ワーグナーの徹底研究。今期は「《タンホイザー》~美の本質を求めて」というテーマでやります。火曜日の13:00~15:00枠で隔週ですから、2日、16日、30日と3回もあります。美学や宗教に関する勉強を生かし、自分ならではの内容にするべくがんばります。

継続するのは、いずみホールの企画、サントリー芸術財団の仕事、毎日新聞の批評、NHKの放送など。手を広げすぎた観もありますが(汗)、持てる力はすべて注ぎ込むつもりですので、よろしくお願いします。